Dum vita est, spes est.

  • URLをコピーしました!

語彙と文法

「ドゥム・ウィータ・エスト・スペース・エスト」と読みます。
dum は「~するかぎり」を意味する接続詞です。
vīta は「命」を意味する第1変化名詞vīta,-ae f.の単数・主格です。
spēs は「希望」を意味する第5変化名詞spēs,-eī f.の単数・主格です。
「命がある限り、希望がある」と訳せます。

類似表現

似た表現として、Dum spīrō, spērō.があります。英語にWhile there is life, there is hope.(命がある限り、希望がある)という格言がありますが、Dum vita est, spes est.の英訳だとわかります。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ラテン語愛好家。京都大学助手、京都工芸繊維大学助教授を経て、現在学校法人北白川学園理事長。北白川幼稚園園長。私塾「山の学校」代表。FF8その他ラテン語の訳詩、西洋古典文学の翻訳。キケロー「神々の本性について」、プラウトゥス「カシナ」、テレンティウス「兄弟」、ネポス「英雄伝」等。単著に「ローマ人の名言88」(牧野出版)、「しっかり学ぶ初級ラテン語」、「ラテン語を読む─キケロー「スキーピオーの夢」」(ベレ出版)、「お山の幼稚園で育つ」(世界思想社)。

目次